この機種は他のchromebookにない特徴として、ストレージにeMMCではなくSSDを使っている上、本体の薄さ、金属光沢のグレーという本体色も気に入っていました。
閉じたときにキーボード下端に接触する水平ラインとして、ディスプレイに押し当てられたような跡が少し残ってしまっているのがちょっと気になる程度でした。
ちなみに押し当てられたようなディスプレイの水平ラインは、それまでに使った全てのchromebookに共通していたもので、今回購入したC721-N14Nで初めて解消されました。
さてそのC740-F34NでLinuxを使うためにはcroutonを使う必要がありました。
他にも選択肢はあったと思いますが、少なくともChrome OSの設定画面からLinux(ベータ版)を選ぶといった簡単な方法はありませんでした。
長い間croutonを用いて、LinuxにはUbuntu 18.04 Bionicを入れて使っていました。
しかしUbuntuのインストール/アンインストールを繰り返しているうちに不具合が出るようになりました。
本来croutonを用いてGUIでLinuxを起動させると(僕の場合ctrl+alt+tキーで起動させたCrosh上でsudo startxfce4)、ctrl+alt+shift+←キー(F1の位置のキー)とctrl+alt+shift+→キー(F2の位置のキー)を押下することでChrome OSと行き来できたはずなのに、この機能が十分に働かなくなってしまったのです。
それならばとcroutonからCUIでLinuxを起動させ(ctrl+alt+tキーで起動させたCrosh上でsudo enter-chroot)、Chrome OS上でChromeブラウザの一つのタブとしてLinuxを使っていました。
そのときふと、そこからGUIのLinuxコマンドを起動させてChrome OS上に表示させられないかと考え、easytagとかmpvを試してみましたが、うまくいきませんでした。
だったら、Linuxに純正で対応しているchromebookでそのようなことができないかと考え、現在使っているC721-N14Nが対応していることが分かったので、試しに購入したという次第です。
結果的にC721-N14Nでは、以下のようになりました。
・純正のLinux(ベータ版)はターミナルとして起動させて、Chrome OSの一つのウィンドウとして使う。
・GUIのLinuxコマンドは、きちんと起動するもの(mpv)、日本語入力できないが起動するもの(easytag)、ウィンドウは現れるが実質使えないもの(audacious)に分かれた。
・前記日本語入力ができないものについては、できそうだという情報もあるため、継続的に調べていく。
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