2020/03/27

chromebook 311 C721-N14Nを購入した理由

当時、といってもこの記事を書いているときよりたかだか一ヶ月程度前のことですけど、僕は同じAcer社製のchromebook 11 C740-F34Nを使っていました。
この機種は他のchromebookにない特徴として、ストレージにeMMCではなくSSDを使っている上、本体の薄さ、金属光沢のグレーという本体色も気に入っていました。
閉じたときにキーボード下端に接触する水平ラインとして、ディスプレイに押し当てられたような跡が少し残ってしまっているのがちょっと気になる程度でした。
ちなみに押し当てられたようなディスプレイの水平ラインは、それまでに使った全てのchromebookに共通していたもので、今回購入したC721-N14Nで初めて解消されました。

さてそのC740-F34NでLinuxを使うためにはcroutonを使う必要がありました。
他にも選択肢はあったと思いますが、少なくともChrome OSの設定画面からLinux(ベータ版)を選ぶといった簡単な方法はありませんでした。
長い間croutonを用いて、LinuxにはUbuntu 18.04 Bionicを入れて使っていました。
しかしUbuntuのインストール/アンインストールを繰り返しているうちに不具合が出るようになりました。

本来croutonを用いてGUIでLinuxを起動させると(僕の場合ctrl+alt+tキーで起動させたCrosh上でsudo startxfce4)、ctrl+alt+shift+←キー(F1の位置のキー)とctrl+alt+shift+→キー(F2の位置のキー)を押下することでChrome OSと行き来できたはずなのに、この機能が十分に働かなくなってしまったのです。
それならばとcroutonからCUIでLinuxを起動させ(ctrl+alt+tキーで起動させたCrosh上でsudo enter-chroot)、Chrome OS上でChromeブラウザの一つのタブとしてLinuxを使っていました。
そのときふと、そこからGUIのLinuxコマンドを起動させてChrome OS上に表示させられないかと考え、easytagとかmpvを試してみましたが、うまくいきませんでした。
だったら、Linuxに純正で対応しているchromebookでそのようなことができないかと考え、現在使っているC721-N14Nが対応していることが分かったので、試しに購入したという次第です。

結果的にC721-N14Nでは、以下のようになりました。
・純正のLinux(ベータ版)はターミナルとして起動させて、Chrome OSの一つのウィンドウとして使う。
・GUIのLinuxコマンドは、きちんと起動するもの(mpv)、日本語入力できないが起動するもの(easytag)、ウィンドウは現れるが実質使えないもの(audacious)に分かれた。
・前記日本語入力ができないものについては、できそうだという情報もあるため、継続的に調べていく。

2020/03/24

gpg: 有効なOpenPGPデータが見つかりません

<状況>
ChromebookのLinux(ベータ版)にて、標準のリポジトリ以外のリポジトリを追加しようとして、
$ sudo add-apt-repository ...snip
としたところ、
gpg: 有効なOpenPGPデータが見つかりません
と返ってきた。

<環境>
chromebookのLinux(ベータ版)環境 / Debian 9: 9.12 (Stretch)
Chromebook 311 / C721-N14N / Acer
Chrome OS バージョン: 79.0.3945.123(Official Build) (64 ビット)

<解決方法>
その後のapt updateでは、
$ sudo apt update
...snip
エラー:1 http://ppa.snip
  公開鍵を利用できないため、以下の署名は検証できませんでした: NO_PUBKEY XXXXXXXX
パッケージリストを読み込んでいます... 完了
W: GPG エラー: http://ppa.snip: 公開鍵を利用できないため、以下の署名は検: NO_PUBKEY XXXXXXXX
E: リポジトリ http://ppa.snip は署名されていません。
N: このようなリポジトリから更新を安全に行うことができないので、デフォルトでは更新が無効になっています。
N: リポジトリの作成とユーザ設定の詳細は、apt-secure(8) man ページを参照してください

となった。
ここで返ってきたNO_PUBKEYの値(前記説明ではXXXXXXXX)を用いて、
$ sudo apt-key adv --recv-keys XXXXXXXX
としたところ、apt updateコマンドが成功するようになった。

aptのリポジトリを削除する

リポジトリを追加したときのシェルの履歴を探し、
$ sudo add-apt-repository --remove ppa:snip
のように、add-apt-repositoryの後に--removeを追加する。

aptのリポジトリを削除する

<環境>
chromebookのLinux(ベータ版)環境 / Debian 9: 9.12 (Stretch)
Chromebook 311 / C721-N14N / Acer
Chrome OS バージョン: 79.0.3945.123(Official Build) (64 ビット)

add-apt-repository:コマンドが見つかりません

<状況>
ChromebookのLinux(ベータ版)にて、標準のレポジトリ以外のレポジトリを追加しようとして、
$ sudo add-apt-repository ...snip
としたところ、コマンドが見つかりませんと返ってきた。

<環境>
chromebookのLinux(ベータ版)環境 / Debian 9: 9.12 (Stretch)
Chromebook 311 / C721-N14N / Acer
Chrome OS バージョン: 79.0.3945.123(Official Build) (64 ビット)

<解決方法>
$ sudo apt install software-properties-common
としたところ、add-apt-repositoryコマンドがインストールされた。

ChromebookのCrostiniにKiCADをインストール
Can I add repositories /ppas? : Crostini

しかし自分の環境では新たなエラーが生じるようになり、まだadd-apt-repositoryコマンドが使えるようにならなかった。

2020/03/22

chromebookを使い始めた動機

今、CMで盛んに宣伝しているchromebookですが、5年も前になぜ使い始めたかというと、次のような理由からでした。

(1)起動が早い。
(2)croutonというソフトを介して、Linuxを使うことができる。

当時僕のノートパソコンはOSをWindowsとLinuxのデュアルブートにして使っていて、Linuxでの作業がほとんどでした。
起動はWindows単体よりは早かったと思いますが、やはり僕にとっては遅くてストレスになっていました。

前記の理由により使い始めることを検討したのですが、搭載されている記憶容量が少なく(以降の全機種含めて、32GB)、満足のいく使い方ができるかどうか不安でした。
そのとき、検討していたAcer社のC720は、他のchromebookにはない特徴としてSSDが換装できるということを知りました。
最終的には、もし使えないようだったらSSDを容量の大きいものに換装すればいいと考えて、購入に踏み切りました。

購入し、croutonを導入して、UbuntuというLinuxディストリビューションを入れてみてしばらく使ったところ、SSDを換装しなくても十分に使えると分かりました。
以降は記憶容量が32GBあれば安心して購入できるようになりました。

chromebookの使用経歴

僕が最初にchromebookを使ったのは、2015/4/13に購入したAcer社のC720が最初でした。
それからずっとAcer社のものを買い替えながら使っています。
C720の次がC730、その次がC740-F34N、そしてC740-F34Nを買い替え、現在はC721-N14Nを使っています。

C720:2015/4/13購入
C730:購入日不明
C740-F34N:2017/5/16購入
C740-F34N:2018/7/7購入
C721-N14N:2020/2/22購入

最初の3台は、バッテリーの膨張だと思いますが、本体のキーボード部分が浮き上がってきたことが理由で買い替えました。
これは僕の使い方も影響していると思います。
24時間ずっと電源入れっぱなしで、なおかつ他のパソコンを使う時期もあり、ディスプレイを閉じたまま電源を入れて数週間放置ということもありました。
適宜電源を抜いたりして運用している4台目のC740-F34Nは今でもしっかりと使えますので、やはり使い方で劣化が早まるということだと思います。

今使っているNASとchromebook

新たにブログを始めます。

今使っているNAS(ネットワーク接続ストレージ)はQNAP社の2ベイタイプ、TS-251Aです。少し古いです。
chromebookはCPUにAMD A4-9120C APUを搭載したAcer社のchromebook 311、型番C721-N14Nをメインに使っています。

これらに関する話題を書いていこうと思います。