この構成の場合、キーボードショートカットで基本的な操作は完結しますので、光学式ポインティングデバイスが使えなくなったときなどのために、この記事にまとめてみました。
<環境>
gpd-pocket2-ubuntu-mate
Ubuntu
リリース 20.04.1 LTS (Focal Fossa) 64 ビット
カーネル Linux 5.4.0-42-generic x86_64
MATE 1.24.0
ハードウェア
メモリー: 7.7 GiB
プロセッサー: Intel® Core™ m3-7Y30 CPU @ 1.00GHz × 4
Graphics: Mesa Intel® HD Graphics 615 (KBL GT2)
キーボード・ショートカットは、メニュー→設定→キーボードショートカットで確認できますので、下記以外はこれを参照してください。
なお僕は、パネルはデフォルトのFamilierのままで使っています。
SuperキーはWindowsキーのことで、Altキーの隣にあります。
1.メニューの操作
Super
パネルのメニューをプルダウン。
この状態で最初はメニュー内のsearchバーにカーソルがありますが、一回Tabを押下すると最初のメニュー項目がハイライトします。
その後はTab、→、←でハイライトを移動でき、Enterで選択。
Escでキャンセル。
Alt+Fn+1 (Alt+F1)
コンテキストメニュー型のメニューが表示されます。
Tab、→、←でハイライトを移動でき、Enterで選択。
Escでキャンセル。
2.パネルの操作
Ctrl+Alt+Esc
パネルとデスクトップのフォーカスを切り替えます。
パネルがフォーカスされたら、Tab、→、←で項目を移動します。
この操作では基本的にどこのパネルにフォーカスされているのか分かりにくい上に、他のウィンドウが表示されているとデスクトップがフォーカスされている場合は表示に変化がなくさらに分かりにくいです。
上部パネルがフォーカスされていると、→、←で最右部のインジケータアプレット完全版に入った時にプルダウンが表示されるので、→か←を連打してこのプルダウンが表示されたら上部パネルがフォーカスされていると判断するのが最も分かりやすいです。
上部パネル内での操作ならばそのままTab、→、←で項目を移動して、Enterで項目を選択します。
例えば下部パネルに行きたい場合、再度Ctrl+Alt+Escを押下して離すか、Ctrl+Altを押下したままEscを二回かそれ以上押してからCtrl+Altを離します。
再度→、←を押して下部パネルがフォーカスされていることを確認します。
3.ウィンドウの操作
Alt+Tab
ポップアップ・ウィンドウを利用して、ウィンドウ間を移動します。
Altを押下したまま複数回Tabを押すと、ポップアップ・ウィンドウ内で項目のハイライトを移動でき、Altを離すとハイライトした項目が選択されます。
Shift併用で逆順での切り替えになります。
次の画像の中央がポップアップ・ウィンドウ。
Alt+Esc
ウィンドウ間のフォーカスを切り替えます。
上記Alt+Tabより早くウィンドウを移動できますが、確実性は劣ります。
Shift併用で逆順での切り替えになります。
Alt+Space
ウィンドウ・メニューの表示。
Escでキャンセル。
Super+←
Super+→
ウィンドウを右半分、または左半分に寄せて表示。Super+↓で元に戻します。
Super+↑
ウィンドウを最大化。Super+↓で元に戻します。
Super+↓
Super+←、Super+→、Super+↓で大きさ等を変えたウィンドウを、元の大きさ、位置に戻します。
Alt+Fn+0 (Alt+F10)
トグル操作でウィンドウを最大化して元に戻します。
4.スクリーンショット(スクリーンキャプチャ)
Fn+CapsLK (Prtsc)
デスクトップ全体のスクリーンショットを撮ります。
このキーを押下して離すと、すぐに次のようなダイアログが表示されます。
Alt+Fn+CapsLK (Alt+Prtsc)
現在のウィンドウのスクリーンショットを撮ります。
5.その他
Ctrl+Alt+t
端末を起動。
Super+E
Cajaファイル・マネージャを起動。
Super+i
コントロールセンターを起動。
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