2022/03/23

Android上のOperaブラウザでBitwardenを使えるようにする

PCで作成したパスワードマネージャBitwardenのアカウントを用いて、AndroidのOperaブラウザでパスワード情報を自動入力できるようにしましたので、手順を説明します。

僕が用いたのはAndroid11(これベースのMIUI Global 12.5.9、Mi 11 Lite 5GXiaomi)、OperaはAndroid版のノーマルなもの(本日時点のバージョンは67.1.3508.63168)です。

僕の場合は、Operaの設定を開き(右下の人上半身アイコン→ギヤのアイコン)、「自動入力」を選択し、「フォームへの自動入力」を有効にしてから、「住所」を選択して、適当な名前で日本とだけ設定した住所を登録しただけです。その後に次の例のように、Bitwardenで自動入力できるようになりました。



2021/04/28

ランサムウェアに感染してファイルが暗号化されて読めなくなった

2021/4/22にQNAPのNASがランサムウェアに感染し、小さいファイルが軒並み7zという拡張子のファイルに変換された上暗号化されたようで、読み取りできなくなりました。概ね20MB以上のファイルは変換されなかったようです。

<環境>
NAP: TS-251A / QNAP

以下のリンクによると、全世界的に起きている様子。同じリンクでは、5chからの情報として、
  • ユーザからのadmin無効化
  • Qnapmycloud停止
  • ポート番号の8080を変更
で対応すればいいように書かれていました(原文ママ)。


僕は小さいファイルはあまり使っておらず(そのため気づくのも少し遅れた)、ログを見た限りではマルウェアの除去が実施されていたので、何も対応していません。それでもバックアップを取っていなかった一部の小さい貴重なファイルはおそらく失われたので、腹立たしいことこの上ないです。

2020/08/26

Chromebook 311 C721-N14NのLinux環境の更新 その2

約半月前に引き続き、システムの更新によって、Chromebook 311 C721-N14NのLinux環境でのGUIアプリケーションの状況が更に少し良くなりましたので、現時点の情報をまとめます。
依然としてこれらGUIアプリケーションでは日本語の表示はできますが、日本語入力はできません。

GUIアプリケーション・現時点できちんと起動して十分に使えるもの
  • mpv:動画ビューワ→引き続き十分に使える
  • easytag:音楽ファイルのタグ情報の編集→引き続き十分に使える(日本語入力できないが問題なし)
  • lollypop:音楽プレイヤー→引き続き十分に使える
  • XScavenger:ロードランナーに似たゲーム→引き続き十分に使える
  • mcomix:漫画ビューワ→きちんと起動し十分に使えるようになった

GUIアプリケーション・現時点で十分に使えないもの
  • audacious:音楽プレイヤー→きちんと起動するが、日本語入力できないため検索が十分に使えず、実質的に使用できない
  • Kazam:動画が使えるスクリーンキャプチャ→起動しない

<環境>
・ChromebookのLinux(ベータ版)環境
Chromebook 311 / C721-N14N / Acer
Chrome OS バージョン: 84.0.4147.136(Official Build) (64 ビット)
ChromebookのLinux(ベータ版)環境 / Debian 9: 9.13 (Stretch)


2020/08/14

音楽プレイヤーlollypopのChromebookへのインストール

音楽プレイヤーlollypopをChromebookのLinux(ベータ版)にインストールして、成功しました。

音楽プレイヤーは、軽量という理由で、audaciousを好んでいます。
ChromebookのLinux(ベータ版)にもインストールして正常動作することを確認しましたが、現状で僕のこのOSでは日本語入力ができませんので、検索バーをよく使うaudaciousが実質使えない状況です。
そこでGUIライクに楽曲をブラウジングできるlollypopのインストールを試してみました。

<環境>
・ChromebookのLinux(ベータ版)環境
Chromebook 311 / C721-N14N / Acer
Chrome OS バージョン: 84.0.4147.110(Official Build) (64 ビット)
ChromebookのLinux(ベータ版)環境 / Debian 9: 9.13 (Stretch)

インストールに際しては次の情報を参考にしました。


まず/etc/apt/sources.list.d/lollypop.listを準備しました。

$ cat /etc/apt/sources.list.d/lollypop.list
deb http://ppa.launchpad.net/gnumdk/lollypop/ubuntu bionic main
deb-src http://ppa.launchpad.net/gnumdk/lollypop/ubuntu bionic main

そして次のようにインストールしました。
$ sudo apt-key adv --keyserver keyserver.ubuntu.com --recv-keys 8FAD14A04A8E87F23FB5653BDBA501177AA84500
$ sudo apt update
$ sudo apt install lollypop

インストールは成功して、期待したとおりNASに保存した楽曲のブラウジングが可能となりました。
lollypopの強みの一つとして、複数の音楽ライブラリディレクトリを登録できる点があります。
僕の場合、高優先と低優先の2つの音楽ライブラリをそれぞれ別のディレクトリに割り当てて、高優先の音楽ライブラリのみをスマホで聞けるような運用としています。
UIの優れたlollypopではこのように分ける必要がありませんので、2つとも登録できるのはうれしいです。

画面は次のようになりました。




Chromeを使う際の主要なキーボードショートカット

Chromeを使う際の主要なキーボードショートカットを、環境ごとにまとめてみました。
OSなどの機能も含みます。

Chromeを使う際の主要なキーボードショートカット その1
Chromebook
ChromeOS
Chromebook
crouton環境Xfce
GPD Pocket2
Ubuntu
動作
Ctrl+Alt+/ 注1 注2 キーボードショートカットのヘルプを表示
Ctrl+n 新しいウィンドウを開く
Ctrl+t 新しいタブを開く
Ctrl+Tab 次のタブに移動
検索+Ctrl+↓ Fn+↓ (PgDn)
Shift+Ctrl+Tab 前のタブに移動
検索+Ctrl+↑ Fn+↑ (PgUp)
Ctrl+w タブを閉じる
Shift+Ctrl+w ウィンドウを閉じる
× Alt+
(Alt+F4)
Alt+Fn+4
(Alt+F4)
Alt+← 履歴を戻る
Alt+→ 履歴を進む
コンテンツを1行進む
コンテンツを1行戻る
Space コンテンツを1画面進む
Alt+↓
または検索+↓
検索+↓ Fn+↓ (PgDn)
Shift+Space コンテンツを1画面戻る
Alt+↑
または検索+↑
検索+↑ Fn+↑ (PgUp)
Ctrl+Alt+↓
または検索+←
検索+← Fn+← (Home) コンテンツの先頭に移動
Ctrl+Alt+↑
または検索+→
検索+→ Fn+→ (End) コンテンツの末尾に移動
注1 メニュー→設定→キーボード→キーボードショートカットで一部確認できる。
注2 メニュー→設定→キーボードショートカットで多くを確認できる。

Chromeを使う際の主要なキーボードショートカット その2
Chromebook
ChromeOS
Chromebook
crouton環境Xfce
GPD Pocket2
Ubuntu
動作
Alt+Tab 次のウィンドウに移動
Shift+Alt+Tab 前のウィンドウに移動
× × Alt+Esc 直接次のウィンドウに移動
× × Shift+Alt+Esc 直接前のウィンドウに移動
Ctrl+lまたはAlt+d アドレスバーにフォーカス
Ctrl+kまたはCtrl+e 検索アドレスバーにフォーカス
検索+
(検索+F6)
(F6) Fn+6 (F6) アドレスバー→タブバー→コンテンツにフォーカスを切り替え
Ctrl+f 検索バーを表示
Ctrl+g 次の語を選択
Ctrl+Shift+g 前の語を選択
Alt+eまたはAlt+f Chromeのメニューを表示
Shift+Alt+t ツールバーの左端の項目を選択
検索+
(検索+F10)
(F10) Fn+0 (F10) ツールバーの右端の項目を選択
Ctrl+
(Ctrl+F5)
× Fn+CapsLK
(Prtsc)
スクリーンショットを撮る
Ctrl+Alt+
(Ctrl+Alt+F5)
× Alt+Fn+CapsLK
(Alt+Prtsc)
ウィンドウのスクリーンショットを撮る
Tab クリック可能な要素を選択
Shift+Tab クリック可能な要素を逆順で選択
Shift+Ctrl+Enter Tabで選択したコンテンツ内のリンクを新しいタブで開いて移動
(Shift+Ctrl+タッチパッドをタップ) (リンクを新しいタブで開いて移動)
Ctrl+Alt+t × Ctrl+Alt+t シェルを起動
Shift+Alt+m × Super注3+e ファイルマネージャを起動
注3 SuperキーはWindowsキーであり、Altキーの隣にある。

他にも便利なショートカットがありますので、記事末尾のリンクで確認してください。

<環境>
・Chromebook ChromeOS
Chromebook 311 / C721-N14N / Acer
Chrome OS バージョン: 84.0.4147.110(Official Build) (64 ビット)
・Chromebook ChromeOS
Chromebook 11 / C740-F34N / Acer
Chrome OS バージョン: 84.0.4147.110(Official Build) (64 ビット)
・Chromebook crouton環境XFce
Chromebook 11 / C740-F34N / Acer
Chrome OS バージョン: 84.0.4147.110(Official Build) (64 ビット)
crouton環境 / Ubuntu 18.04.4 LTS (Bionic Beaver)
・GPD Pocket2
 Ubuntu
 リリース 20.04.1 LTS (Focal Fossa) 64 ビット
 カーネル Linux 5.4.0-42-generic x86_64
 MATE 1.24.0
 ハードウェア
 メモリー: 7.7 GiB
 プロセッサー: Intel® Core™ m3-7Y30 CPU @ 1.00GHz × 4 
 Graphics: Mesa Intel® HD Graphics 615 (KBL GT2)


GPD Pocket2上のUbuntu MATEのデスクトップのキーボードショートカット

GPD Pocket2上のUbuntu MATEでの、キーボードショートカットによるいくつかのデスクトップ操作を解説します。 
この構成の場合、キーボードショートカットで基本的な操作は完結しますので、光学式ポインティングデバイスが使えなくなったときなどのために、この記事にまとめてみました。

<環境>
gpd-pocket2-ubuntu-mate
Ubuntu
リリース 20.04.1 LTS (Focal Fossa) 64 ビット
カーネル Linux 5.4.0-42-generic x86_64
MATE 1.24.0
ハードウェア
メモリー: 7.7 GiB
プロセッサー: Intel® Core™ m3-7Y30 CPU @ 1.00GHz × 4 
Graphics: Mesa Intel® HD Graphics 615 (KBL GT2)

キーボード・ショートカットは、メニュー→設定→キーボードショートカットで確認できますので、下記以外はこれを参照してください。
なお僕は、パネルはデフォルトのFamilierのままで使っています。

SuperキーはWindowsキーのことで、Altキーの隣にあります。

1.メニューの操作
Super
パネルのメニューをプルダウン。
この状態で最初はメニュー内のsearchバーにカーソルがありますが、一回Tabを押下すると最初のメニュー項目がハイライトします。
その後はTabでハイライトを移動でき、Enterで選択。
Escでキャンセル。

Alt+Fn+1 (Alt+F1)
コンテキストメニュー型のメニューが表示されます。
Tabでハイライトを移動でき、Enterで選択。
Escでキャンセル。

2.パネルの操作
Ctrl+Alt+Esc
パネルとデスクトップのフォーカスを切り替えます。
パネルがフォーカスされたら、Tabで項目を移動します。
この操作では基本的にどこのパネルにフォーカスされているのか分かりにくい上に、他のウィンドウが表示されているとデスクトップがフォーカスされている場合は表示に変化がなくさらに分かりにくいです。
上部パネルがフォーカスされていると、で最右部のインジケータアプレット完全版に入った時にプルダウンが表示されるので、を連打してこのプルダウンが表示されたら上部パネルがフォーカスされていると判断するのが最も分かりやすいです。
上部パネル内での操作ならばそのままTabで項目を移動して、Enterで項目を選択します。
例えば下部パネルに行きたい場合、再度Ctrl+Alt+Escを押下して離すか、Ctrl+Altを押下したままEscを二回かそれ以上押してからCtrl+Altを離します。
再度を押して下部パネルがフォーカスされていることを確認します。


3.ウィンドウの操作
Alt+Tab
ポップアップ・ウィンドウを利用して、ウィンドウ間を移動します。
Altを押下したまま複数回Tabを押すと、ポップアップ・ウィンドウ内で項目のハイライトを移動でき、Altを離すとハイライトした項目が選択されます。
Shift併用で逆順での切り替えになります。
次の画像の中央がポップアップ・ウィンドウ。

Alt+Esc
ウィンドウ間のフォーカスを切り替えます。
上記Alt+Tabより早くウィンドウを移動できますが、確実性は劣ります。
Shift併用で逆順での切り替えになります。

Alt+Space
ウィンドウ・メニューの表示。
Escでキャンセル。

Super+
Super+
ウィンドウを右半分、または左半分に寄せて表示。Super+で元に戻します。

Super+
ウィンドウを最大化。Super+で元に戻します。

Super+
Super+Super+Super+で大きさ等を変えたウィンドウを、元の大きさ、位置に戻します。

Alt+Fn+0 (Alt+F10)
トグル操作でウィンドウを最大化して元に戻します。

4.スクリーンショット(スクリーンキャプチャ)
Fn+CapsLK (Prtsc)
デスクトップ全体のスクリーンショットを撮ります。
このキーを押下して離すと、すぐに次のようなダイアログが表示されます。


Alt+Fn+CapsLK (Alt+Prtsc)
現在のウィンドウのスクリーンショットを撮ります。

5.その他
Ctrl+Alt+t
端末を起動。

Super+E
Cajaファイル・マネージャを起動。

Super+i
コントロールセンターを起動。

Chromebook、crouton環境のXfce4デスクトップのキーボードショートカット

Chromebook、crouton環境のXfce4デスクトップのキーボードショートカットを解説します。

<環境>
Chromebook 11 / C740-F34N / Acer
Chrome OS バージョン: 84.0.4147.110(Official Build) (64 ビット)
crouton環境 / Ubuntu 18.04.5 LTS (Bionic Beaver)

なお、基本的な情報は、メニュー→設定→キーボード→キーボードショートカットタブで確認できます。
また、次のファイルにも情報があります。
~/.config/xfce4/xfconf/xfce-perchannel-xml/xfce4-keyboard-shortcuts.xml
この記事にまとめたものは一部ですので、他の情報も参考にしてください。

1.メニューの操作
Alt+ (Alt+F1)
上部パネルの左端のメニューがプルダウンして表示されます。
 矢印キーでハイライトを移動させてEnterで選択します。
Escでキャンセルします。

Ctrl+Esc
デスクトップのポップアップ形式のメニューが表示されます。
 矢印キーでハイライトを移動させてEnterで選択します。
Escでキャンセルします。

2.ウィンドウの操作
Alt+Tab
ポップアップウィンドウを用いたウィンドウの切り替え。Shift併用で逆順での切り替えになります。

Alt+Space
ウィンドウメニューの表示。

Ctrl+Alt+d
全てのウィンドウを隠してデスクトップを表示。

Alt+ (Alt+F4)
ウィンドウを閉じる。

Alt+ (Alt+F9)
ウィンドウの最小化。
続けて押すと、背面のウィンドウが選択されて最小化していき、最終的に全てのウィンドウが隠れます。

Alt+ (Alt+F10)
ウィンドウの最大化。
トグルで動作します。

3.その他
検索+Alt
CapsLockのon/off。
検索キーを先に押さないとこの動作になりません。

2020/08/11

Chromebook 311 C721-N14NのLinux環境の更新

システムの更新によると思いますが、Chromebook 311 C721-N14NのLinux環境でのGUIアプリケーションの状況が少し良くなりましたので、現時点の情報をまとめます。

GUIアプリケーション・現時点できちんと起動するもの
  • mpv:動画ビューワ→引き続き十分に使える
  • easytag:音楽ファイルのタグ情報の編集→引き続き十分に使える(日本語入力できないが問題なし)
  • audacious:音楽プレイヤー→きちんと起動するようになったが、日本語入力できないので使いにくい
  • XScavenger:ロードランナーに似たゲーム→きちんと起動し十分に使えるようになった

GUIアプリケーション・現時点できちんと起動しないもの
  • mcomix:漫画ビューワ
  • Kazam:動画が使えるスクリーンキャプチャ

<環境>
・chromebookのLinux(ベータ版)環境
Chromebook 311 / C721-N14N / Acer
Chrome OS バージョン: 84.0.4147.110(Official Build) (64 ビット)
chromebookのLinux(ベータ版)環境 / Debian 9: 9.12 (Stretch)

chromebook 311 C721-N14Nを購入した理由


Chromebookの使いやすいタッチパッド

Chromebookのタッチパッドは使いやすいので、わざわざマウスを使う必要がありません。
ちょっとその理由を考えてみました。

マウスポインタを動かすことと、左クリックは、他のタッチパッドと同じです。
左クリックはchromebookでも通常はタッチパッドをタップします。
ダブルクリックは二回タップします。

右クリックに相当するは、指二本のタップです。
これが一番のポイントと思われ、片手で操作が完結するので便利です。

中クリックに相当するのは、指三本のタップです。
ウェブブラウザChromeのリンクをこのタップで開くと、新しいタブで開かれます。
この操作もとてもよく使いますので、片手で手軽に操作できるので便利です。

このようによく使う操作が片手で完結するので、マウスを繋げたりせずに、タッチパッドのみで便利に使えるのだと思います。

よく使う操作の中では、テキストを選択するときだけ、左手の指でタッチパッドの下部を押さえながら、右手の指でタッチパッドをなぞりますので、このときだけ両手の操作になります。

他にも便利なタッチパッドの使い方がありますので、下方のリンクを参考にしてみてください。

<環境>
・chromebookのLinux(ベータ版)環境
Chromebook 311 / C721-N14N / Acer
Chrome OS バージョン: 84.0.4147.110(Official Build) (64 ビット)
chromebookのLinux(ベータ版)環境 / Debian 9: 9.12 (Stretch)
・crouton環境
Chromebook 11 / C740-F34N / Acer
Chrome OS バージョン: 84.0.4147.110(Official Build) (64 ビット)
crouton環境 / Ubuntu 18.04.4 LTS (Bionic Beaver)




2020/08/02

odの使用例

XScavengerというゲームのマップがバイナリーデータだったので、Linuxでファイルダンプをするodを使って表示させました。
これを例にodの使い方を説明します。

マップは各面につき、横24、縦15のサイズであり、このデータのファイルを16進数1バイト単位で横12バイト、縦15行で表示させると、横24文字、縦15行となってこのマップに対応しました。

第1面のデータは以下のように表示させました。
一番左のカラムはファイル中のアドレスで、マップの対応には直接関係しません。

$ od -v -tx1 -w12 -j2720 ./xscavenger-1.4.5/data/levels.scl | tail -n +$((15*1)) | head -n 15
0005510 00 00 00 00 00 00 00 00 60 00 00 00
0005524 00 00 00 00 00 00 00 00 60 70 00 00
0005540 00 00 00 00 00 00 00 00 11 11 30 00
0005554 00 77 00 00 00 00 00 78 07 00 30 00
0005570 03 11 13 00 00 00 31 11 11 11 30 00
0005604 03 00 03 00 00 00 30 00 00 00 00 00
0005620 03 00 03 b0 07 00 30 00 00 00 00 00
0005634 03 03 11 11 11 11 11 11 11 30 00 00
0005650 03 03 00 00 00 00 00 00 00 30 00 00
0005664 03 03 00 00 00 0b 87 00 00 30 00 00
0005700 03 01 11 13 00 31 1a 00 70 30 00 00
0005714 03 00 00 03 00 30 00 00 11 11 11 30
0005730 03 00 00 03 00 30 00 00 00 00 00 30
0005744 93 00 70 03 80 30 00 00 00 00 b0 30
0005760 a1 11 11 11 11 11 11 11 11 11 11 1a

第2面以降第180面まで、tailの*1となっている部分を*2〜*180に書き換えて、同様に表示させました。

odのオプションは以下のとおりです。

  • -v: 重複行の表示が「*」となるのを抑制する。これをしないとtailで指定する行数が面が進むのに伴いずれていった。
  • -t: フォーマット。ここではx1を指定し、16進数1バイト単位で表示するよう指定した。
  • -w: 1行に表示するバイト数。ここでは12バイトを指定した。
  • -j: 最初にスキップするバイト数。ここでは試行錯誤で2720バイトとすればいいことが分かった。

各行24文字の対応は以下のとおりです。

  • 0: Empty
  • 1: brick
  • 2: cement
  • 3: Ladder
  • 4: Rail
  • 5: Fakebrick
  • 6: exitladder
  • 7: Object
  • 8: Enemy
  • 9: Hero
  • a: Hidden
  • b: Flashing

<環境>
・chromebookのLinux(ベータ版)環境
Chromebook 311 / C721-N14N / Acer
Chrome OS バージョン: 84.0.4147.94(Official Build) (64 ビット)
chromebookのLinux(ベータ版)環境 / Debian 9: 9.12 (Stretch)
・crouton環境
Chromebook 11 / C740-F34N / Acer
Chrome OS バージョン: 84.0.4147.94(Official Build) (64 ビット)
crouton環境 / Ubuntu 18.04.4 LTS (Bionic Beaver)


head、tailを組み合わせて行を表示させる

linuxコマンドラインでテキストファイルの指定した行(XX)から指定した行数(YY)を表示させるには、他にもやり方はありますが、ここでは次のようにします。

$ cat ZZZ.txt | tail -n +XX | head -n YY

例えばlevels.txtファイルの30行目から始まる15行を表示するには、次のようにします。

$ cat levels.txt | tail -n + 30 | head -n 15

以下、headとtailの動作を少し詳しく説明します。

headはファイルの先頭から表示させる機能を持ちます。
オプションの-nに続けて指定する数値が、先頭から数えた行数を意味し、先頭からその行数を表示させることができます。
数値には+(プラス文字)を付けて指定することもできますが、動作は変わりません。
しかし数値に-(マイナス文字)をつけると末尾までのその行数を除いて表示という意味に変わります。

例示すると次のとおりです。

$ seq 10 | head -n 3   # 「head -n +3」、「head -3」でも同様
1
2
3

$ seq 10 | head -n -3
1
2
3
4
5
6
7

オプションの-nを使わずに-(マイナス文字)に直接数値を続けてオプション指定することもできます。
その場合、先頭からその行数を表示させることができます。
オプションの-nを使わずに、マイナス文字を付けなかった場合と、+(プラス文字)から直接数値を続けた場合には、エラーか予期しない動作になります。

要約すると次のとおりです。

-n -[数値] -n [数値] -n +[数値]
head 先頭から表示、末尾までのその行数を除く 先頭からその行数を表示

-[数値] [数値] +[数値]
head 先頭からその行数を表示 エラーか予期しない動作

tailはファイルの末尾まで表示させる機能を持ちます。
オプションの-nに続けて指定する数値が、その行数を表示するという意味であり、その行数だけを末尾まで表示させることができます。
数値には-(マイナス文字)を付けて指定することもできますが、動作は変わりません。
しかし数値に+(プラス文字)をつけると先頭から数えたその行から表示という意味に変わります。

例示すると次のとおりです。

$ seq 10 | tail -n 3 # 「tail -n -3」、「tail -3」でも同様
8
9
10

$ seq 10 | tail -n +3 # 「tail +3」でも同様
3
4
5
6
7
8
9
10

オプションの-nを使わずに-(マイナス文字)に直接数値を続けてオプション指定することもできます。
その場合、末尾までをその行数だけ表示させる意味になります。
また+(プラス文字)に直接数値を続けてオプション指定した場合、先頭から数えたその行から末尾までを表示できます。
オプションの-nを使わずに、マイナス文字もプラス文字も付けなかった場合、エラーか予期しない動作になります。

要約すると次のとおりです。

-n -[数値] -n [数値] -n +[数値]
tail 末尾までをその行数だけ表示 先頭から数えたその行から末尾までを表示

-[数値] [数値] +[数値]
tail 末尾までをその行数だけ表示 エラーか予期しない動作 先頭から数えたその行から末尾までを表示

headもtailもオプションとして-nの代わりに-cを用いることができ、その場合は行単位の操作ではなくバイト単位の操作が可能です。

またtailはオプションに-fを使うことができ、この場合はログファイルなど、次々に更新されていくファイルを、リアルタイムに更新して表示させることができます。

<環境>
・chromebookのLinux(ベータ版)環境
Chromebook 311 / C721-N14N / Acer
Chrome OS バージョン: 84.0.4147.94(Official Build) (64 ビット)
chromebookのLinux(ベータ版)環境 / Debian 9: 9.12 (Stretch)
・crouton環境
Chromebook 11 / C740-F34N / Acer
Chrome OS バージョン: 84.0.4147.94(Official Build) (64 ビット)
crouton環境 / Ubuntu 18.04.4 LTS (Bionic Beaver)

curl、wget、httrack、w3mの特徴について

LinuxコマンドラインからWebサイトの情報を得るときに使うコマンドの特徴を簡単に説明します。

まず、標準出力に情報を表示させる場合にはcurlが便利です。
もちろんwgetでもできますが、curlの方がひと手間少ないです。
通常はcurlは標準でインストールされていないと思います。
次のようにインストールします。

$ sudo apt update
$ sudo apt install curl

典型的な使い方は次のとおりです。

$ curl [リモートURL]

サポートしているプロトコル、HTTP認証などはcurlの方が多いため、curlの方が高機能と言えると思います。

wgetは、GNUプロジェクトに含まれ、ライセンスGPLv3+で提供され、通常は標準でインストールされています。
リモートURLで指定したファイルをダウンロードする際によく使われます。

$ wget [リモートURL]

curlのように標準出力に表示させる場合は次のようにしますが、この用途ではやはりcurlの方が便利です。

$ wget -O - [リモートURL]

wgetで特徴的なのは、再帰的なダウンロードであると言われていて、これはcurlではできません。
Webページをローカルに、再帰的にリンクをたどってダウンロードすることができます。

$ wget -r [リモートURL]

同様な再帰的なダウンロードではhttrackも便利だったと思いますので、興味があれば次のようにインストールして試してみてください。
wgetより取りこぼしが少ないと言われています。

$ sudo apt update
$ sudo apt install httrack

またHTMLコードを簡単に確認したい場合、w3mも便利です。
これはテキストベースのブラウザであり、次のようにインストールします。

$ sudo apt update
$ sudo apt install w3m

使い方は、まず次のようにして、リモートURLで示したページをテキストベースで表示させます。

$ w3m [リモートURL]

この状態で情報が画面に収まらなかった場合、スペースキーや上下矢印キーなどでスクロールさせることができ、tabキーとenterキーを使ってリンクをたどることができます。
そしてvを押下するとHTMLコードのソース表示となり、再度vキーを押すと元に戻ります。

<環境>
・chromebookのLinux(ベータ版)環境
Chromebook 311 / C721-N14N / Acer
Chrome OS バージョン: 84.0.4147.94(Official Build) (64 ビット)
chromebookのLinux(ベータ版)環境 / Debian 9: 9.12 (Stretch)
・crouton環境
Chromebook 11 / C740-F34N / Acer
Chrome OS バージョン: 84.0.4147.94(Official Build) (64 ビット)
crouton環境 / Ubuntu 18.04.4 LTS (Bionic Beaver)


linuxコマンドラインから自分のグローバルIPアドレスを取得する

linuxコマンドラインから自分のグローバルIPアドレスを取得するには、次のようにします。

$ curl ifconfig.io

シンプルに自分のグローバルIPアドレスが返ってきます。

標準出力に結果を表示させる場合はcurlが便利です。
しかし通常は標準ではインストールされていないようです。
たまに使うこともあるので、次のようにインストールします。

$ sudo apt update
$ sudo apt install curl

ifconfig.ioはアクセス元のさまざまな情報を返す小規模なWebサービスのようです。
ブラウザからアクセスするとこれら情報を確認することができますので、興味のある方は試してみてください。

<環境>
・chromebookのLinux(ベータ版)環境
Chromebook 311 / C721-N14N / Acer
Chrome OS バージョン: 84.0.4147.94(Official Build) (64 ビット)
chromebookのLinux(ベータ版)環境 / Debian 9: 9.12 (Stretch)
・crouton環境
Chromebook 11 / C740-F34N / Acer
Chrome OS バージョン: 84.0.4147.94(Official Build) (64 ビット)
crouton環境 / Ubuntu 18.04.4 LTS (Bionic Beaver)




2020/07/17

DAP Fiio M5での問題

中国Fiio Electronics社製のDAP、M5を使って音楽を聞くことがありますが、特有の問題がいくつかあるので、僕が気が付いた範囲で説明します。

1.アーティスト名の並び順
漢字、アルファベットが混在して、バラバラに並び、ソートできない。
おそらく漢字はピンインに変換され、アルファベットのものと混ざった上で、アルファベット順にソートされていると思われる。
解決方法はない。

2.曲順が乱れる
音楽ファイルのタグ情報によっては、アルバム内で曲順が乱れることがある。
以下の方針でタグ情報を整えることで解決する。
(1)mp3ファイルの場合、タグ情報をバージョンid3v2.3にして、アーティスト名、曲名、アルバム名が日本語の場合にエンコーディングがUTF16になるようにする。
(2)cuesheetファイルがある場合は削除する。
(3)flacファイルの場合、余分なタグ情報を削除する。

3.曲名が表示されない
曲名が表示されず、ファイル名が表示されるものがある。
解決方法はなく、ファイル名を「曲名+拡張子」にして、正しい表示に近づける。
UTF16で下位バイト0x00の漢字が、曲名の一文字目に使われている場合、この状況になると思われる。
該当する漢字は次のとおり。
伀倀儀刀匀吀唀嘀圀夀娀嬀尀崀帀开怀愀戀挀搀攀昀樀欀氀洀渀漀瀀焀爀猀琀甀瘀眀砀礀笀簀縀缀耀脀舀茀萀蔀蘀蜀蠀褀言謀谀贀踀輀退鄀鈀錀鐀销阀頀餀騀鬀鰀鴀鸀鼀」
(赤字は常用漢字+人名用漢字)
該当する曲をいくつか挙げる。
  • 曲名:葉にできない アーティスト:オフコース アルバム:over他
  • 曲名:愛 アーティスト:中島みゆき アルバム:御色なおし
  • 曲名:悪 アーティスト:中島みゆき アルバム:36.5℃他
  • 曲名:式(セレモニー) アーティスト:中島みゆき アルバム:回帰熱
  • 曲名:後の女神 アーティスト:中島みゆき アルバム:大吟醸他
  • 曲名:終電車 アーティスト:奥華子 アルバム:恋手紙他
  • 曲名:番星 アーティスト:奥華子 アルバム:BIRTHDAY他
  • 曲名:後の恋 アーティスト:奥華子 アルバム:BIRTHDAY他
  • 曲名:後の嘘 アーティスト:松任谷由実 アルバム:Cowgirl Dreamin'他

4.曲名が文字化けする
mp3ファイルで、文字コード0xd7「×」が使われていて、他の文字が全てアルファベットの場合に文字化けする。
DAP側の問題というより、この条件だと音楽ファイル側のエンコーディングをUTF16にすることが難しいという問題だと思われる。
解決方法は、
(1)タグ情報の曲名のこの文字の前後にスペースを入れる。
または、
(2)easytagで仮に曲名に日本語文字を入れて保存し、eyeD3で曲名だけを元に戻す(こうすると曲名のエンコーディングがLATIN1からUTF16に修正される)。
該当する曲をいくつか挙げる。
  • 曲名:ONE×TIME アーティスト:大塚愛 アルバム:LOVE LETTER他
  • 曲名:aisu×Time アーティスト:大塚愛 アルバム:LOVE is BEST
  • 曲名:CHU×CHU アーティスト:大塚愛 アルバム:LOVE FANTASTIC他
もし同種の問題と思われる現象があった場合にはmid3v2 --list-rawで調査する。


AndroidのQmusicアプリでの音楽ファイルのタグ情報に関する問題

Qmusicアプリによって、NASに保存した音楽ファイルをAndroidスマホやタブレットで聴くことができます。
とても使いやすく、気に入っていますが、少し問題もあります。

<状況>
音楽ファイルのタグ情報のうちのジャンルを「JPop」にしているが、Qmusicで表示させると「Jpop JPop」となってしまうものがある。

<環境>
NAS: TS-251A / QNAP

<解決方法>
NASにadminユーザでログインして、Music Stationにて問題となっている音楽ファイルの情報を表示させ、ジャンル情報を手動で修正する。
音楽ファイルは複数選択し、複数を同時に修正することもできる。
注意点としては、adminユーザ以外で情報を表示させようとすると、権限が無いというアラートが出る。
その後、adminユーザで情報を表示させようとしても、一定時間は同様に権限が無いというアラートが出る。


eyeD3を使ったmp3ファイルのタグ情報の編集

mid3v2と同様に、linuxでシェルのコマンドラインからeyeD3を使って、mp3ファイルのタグ情報を編集できます。

インストール方法は次のとおりです。
$ sudo apt update
$ sudo apt install eyed3

引数には状況に応じて、単一のmp3ファイル、複数のmp3ファイル、mp3ファイルを含んだディレクトリを指定します。
ディレクトリは再帰的にスキャンされますので、ジャンルを一括で変更する場合など、ミュージックライブラリのトップディレクトリを指定することもできます。

タグ情報を表示させる場合は、通常は単一のmp3ファイルを指定します。
$ eyeD3 [単一のmp3ファイル]

例えば次のようになります。
$ eyeD3 Music/YUKI\ concert\ tour\ “Blink\ Blink”\ 2017.07.09\ 大阪城ホール/01\ -\ Bili\!\ Bili\!\ -LIVE-.mp3
/home/XXX/Music/YUKI concert tour “Blink Blink” 2017.07.09 大阪城ホール/01 - Bili! Bili! -LIVE-.mp3              [ 2.10 MB ]
--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
Time: 01:05     MPEG1, Layer III        [ ~261 kb/s @ 44100 Hz - Stereo ]
--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
ID3 v2.3:
title: Bili! Bili! -LIVE-
artist: YUKI
album: 201801 YUKI concert tour “Blink Blink” 2017.07.09 大阪城ホール
album artist: YUKI
composer: 百田留衣
recording date: 2018
track: 1/28             genre: JPop (id 146)
disc: 1/1
Comment: [Description: ] [Lang: eng]
Amazon.com Song ID: 293537637
FRONT_COVER Image: [Size: 39941 bytes] [Type: image/jpeg]
Description: 

PRIV: [Data: 8207 bytes]
Owner Id: www.amazon.com
--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

よく使うコマンドは次のとおりです。
$ eyeD3 -t ”[曲のタイトル]” [単一のmp3ファイル]   # 曲のタイトルの変更
$ eyeD3 -a ”[アーティスト名]” [アルバムのディレクトリ]   # アーティスト名の変更
$ eyeD3 -A ”[アルバム名]” [アルバムのディレクトリ]   # アルバム名の変更
$ eyeD3 -G ”JPop” [アルバムのディレクトリ]   # ジャンルをJPopにする
$ eyeD3 --to-v2.3 [アルバムのディレクトリ]   # タグのバージョンをid3v2.3にする

またタグ内容のエンコーディングが異なってエラーが出る場合には、次のようにしてエラーを回避できます。
$ eyeD3 -t ”[曲のタイトル]” --encoding=utf16 [単一のmp3ファイル]   # 曲のタイトルの変更

カバーアートの書き出しは次のようにします。
$ eyeD3 --write-image=. [単一のmp3ファイル]   # カバーアートの書き出し(カレントディレクトリに)

カバーアートはmp3ファイルから書き出さないで、アートワーク検索サイトから入手することも多いです。

カバーアートの削除は次のようにします。
$ eyeD3 --remove-all-images [単一のmp3ファイル]   # カバーアートの削除

カバーアートの追加は次のようにします。
$ eyeD3 --add-image="[カバーアート画像ファイル]:FRONT_COVER" [単一のmp3ファイル]  # カバーアートの追加

僕はアルバムのディレクトリにカバーアート画像ファイルとしてcover.jpgを置いておくことが多く、次のような使い方が多いです。
$ eyeD3 --remove-all-images --add-image="cover.jpg:FRONT_COVER" .

詳しくはman eyeD3を見てください。

eyeD3はmp3ファイルのタグ情報を編集する際に、mid3v2、easytagよりもよく使っています。

引数にディレクトリを指定でき、再帰的にスキャンしてくれるのがまず便利です。
シェルにzshを使っていますので、zshの機能を使ってmid3v2でも同じことができますが、例えば現在のディレクトリを指定するときなど入力する文字数がかなり減りますので、結果的にスピード感を感じます。

そしてmid3v2ではid3タグの情報を見るときにフレーム名がTIT2、TPE1、TALBのように表示されるのに対し、eyeD3ではtitle、artist、albumと直感的に分かりやすく表示されます。

またたくさんのファイルの処理をさせるときには、やっていることがシェルの表示で流れていきますので、easytagに比べて安心感があります。

操作自体はmid3v2、easytagでも可能ですし、わずかな優位性しかないと思いますが、それでもeyeD3を好んで使います。

反対にeyeD3でできないこととしては、フレームごとのエンコーディングの表示が挙げられます(mid3v2 --list-rawを使います)。

chromebookでlinuxを使うと、他の場合に比べてシェルをよく使うと思いますので、それもeyeD3を好んで使う理由の一つだと思います。

<環境>
・chromebookのLinux(ベータ版)環境
Chromebook 311 / C721-N14N / Acer
Chrome OS バージョン: 83.0.4103.119(Official Build) (64 ビット)
chromebookのLinux(ベータ版)環境 / Debian 9: 9.12 (Stretch)
eyeD3 バージョン: 0.7.10-final
・crouton環境
Chromebook 11 / C740-F34N / Acer
Chrome OS バージョン: 83.0.4103.112(Official Build) (64 ビット)
crouton環境 / Ubuntu 18.04.4 LTS
eyeD3 バージョン: 0.8.4



mid3v2を使ったmp3ファイルのタグ情報の編集

eyeD3と同様に、linuxでシェルのコマンドラインからmid3v2を使って、mp3ファイルのタグ情報を編集できます。

インストール方法は次のとおりです。
$ sudo apt update
$ sudo apt install python-mutagen (2025/3/28修正)
$ sudo apt install python3-mutagen (2025/3/28修正)

引数には、単一のmp3ファイルの他、複数のmp3ファイルも指定できます。

タグ情報を表示させる場合は、次のとおりです。
$ mid3v2 [mp3ファイル]

例えば次のようになります。
$ mid3v2 Music/YUKI\ concert\ tour\ “Blink\ Blink”\ 2017.07.09\ 大阪城ホール/01\ -\ Bili\!\ Bili\!\ -LIVE-.mp3|grep -v "x00"   # 画像データらしき大きいデータ除外のためgrep -vとしています
IDv2 tag info for Music/YUKI concert tour “Blink Blink” 2017.07.09 大阪城ホール/01 - Bili! Bili! -LIVE-.mp3
APIC=cover front,  (image/jpeg, 39941 bytes)
COMM==eng=Amazon.com Song ID: 293537637
TALB=201801 YUKI concert tour “Blink Blink” 2017.07.09 大阪城ホール
TCOM=百田留衣
TCON=JPop
TIT2=Bili! Bili! -LIVE-
TPE1=YUKI
TPE2=YUKI
TPE3=
TPOS=01/01
TRCK=01/28
TYER=2018

典型的な使い方は次のとおりです。
$ mid3v2 -t ”[曲のタイトル]” [mp3ファイル]   # 曲のタイトルの変更
$ mid3v2 -a ”[アーティスト名]” [mp3ファイル]   # アーティスト名の変更
$ mid3v2 -A ”[アルバム名]” [mp3ファイル]   # アルバム名の変更
$ mid3v2 -g ”JPop” [mp3ファイル]   # ジャンルをJPopにする
$ mid3v2 --TIT2=”[曲のタイトル]” [mp3ファイル]   # 曲のタイトルの変更
$ mid3v2 --TPE1=”[アーティスト名]” [mp3ファイル]   # アーティスト名の変更
$ mid3v2 --TALB=”[アルバム名]” [mp3ファイル]   # アルバム名の変更
$ mid3v2 --TCON=”JPop” [mp3ファイル]   # ジャンルをJPopにする
$ mid3v2 --delete-frames="TPE2" [mp3ファイル]   # アルバムアーティストタグを削除
$ mid3v2 --delete-frames="APIC" [mp3ファイル]   # カバーアートを削除

カバーアートの追加は次のようにします。
mid3v2ではできないという情報が他のサイトに挙げられていますが、現在はできます。
$ mid3v2 --picture="[カバーアート画像ファイル]" [mp3ファイル]   # カバーアートの追加
または
$ mid3v2 --picture="[カバーアート画像ファイル]:[DESCRIPTION]:[IMAGE-TYPE]:[MINE-TYPE]" [mp3ファイル]   # カバーアートの追加

例を挙げます。
$ mid3v2 --picture="cover.jpg" test.mp3   # カバーアートの追加
または
$ mid3v2 --picture="cover.jpg::3:image/jpeg" test.mp3   # カバーアートの追加

[DESCRIPTION]は任意に指定する情報になります(通常は空だと思います)。
[IMAGE-TYPE]はman等のドキュメントで説明されていないと思いますが、mutagenのサイトのAPICの情報によると3がCover (front)に対応するようです。
3のCover (front)以外を知りたい方は、man metaflacなどを参考にしてください。

詳しくはman mid3v2mutagenのサイトを見てください。

mid3v2はTIT2、TPE1、TALBのようなフレーム名に慣れれば使いやすいと思いますが、慣れていないためあまり使っていません。

しかし、eyeD3、easytagもある中で、唯一mid3v2のみでできることが、フレームごとにエンコーディングを表示させることです。
$ mid3v2 --list-raw Music/YUKI\ concert\ tour\ “Blink\ Blink”\ 2017.07.09\ 大阪城ホール/01\ -\ Bili\!\ Bili\!\ -LIVE-.mp3|grep -v "x00"   # 画像データらしき大きいデータ除外のためgrep -vとしています
Raw IDv2 tag info for Music/YUKI concert tour “Blink Blink” 2017.07.09 大阪城ホール/01 - Bili! Bili! -LIVE-.mp3
TPOS(encoding=<Encoding.LATIN1: 0>, text=[u'01/01'])
TYER(encoding=<Encoding.LATIN1: 0>, text=[u'2018'])
TIT2(encoding=<Encoding.LATIN1: 0>, text=[u'Bili! Bili! -LIVE-'])
COMM(encoding=<Encoding.LATIN1: 0>, lang='eng', desc=u'', text=[u'Amazon.com Song ID: 293537637'])
TPE3(encoding=<Encoding.UTF16: 1>, text=[u''])
TPE2(encoding=<Encoding.LATIN1: 0>, text=[u'YUKI'])
TPE1(encoding=<Encoding.LATIN1: 0>, text=[u'YUKI'])
TALB(encoding=<Encoding.UTF16: 1>, text=[u'201801 YUKI concert tour \u201cBlink Blink\u201d 2017.07.09 \u5927\u962a\u57ce\u30db\u30fc\u30eb'])
TRCK(encoding=<Encoding.LATIN1: 0>, text=[u'01/28'])
TCON(encoding=<Encoding.LATIN1: 0>, text=[u'(146)'])
TCOM(encoding=<Encoding.UTF16: 1>, text=[u'\u767e\u7530\u7559\u8863'])

更に詳しい情報は、mutagenのサイトのTextFrameの情報を見てください。

<環境>
・chromebookのLinux(ベータ版)環境
Chromebook 311 / C721-N14N / Acer
Chrome OS バージョン: 83.0.4103.119(Official Build) (64 ビット)
chromebookのLinux(ベータ版)環境 / Debian 9: 9.12 (Stretch)
mid3v2 バージョン: 1.3
mutagen バージョン: 1.36
・crouton環境
Chromebook 11 / C740-F34N / Acer
Chrome OS バージョン: 83.0.4103.112(Official Build) (64 ビット)
crouton環境 / Ubuntu 18.04.4 LTS
mid3v2 バージョン: 1.3
mutagen バージョン: 1.38

MP3 ファイルのタグについての解説 (id3v1, id3v2, MPEG フレームヘッダ, XING ヘッダ) (このサイト様の「ID3v2 フレームでの文字列表現」を参考にしました)

metaflacを使ったflacファイルのタグ情報の編集

linuxでシェルのコマンドラインからmetaflacを使って、flacファイルのタグ情報を編集できます。

インストール方法は次のとおりです。
$ sudo apt update
$ sudo apt install flac

引数には、単一のflacファイルの他、複数のflacファイルも指定できます。

タグ情報の表示は次のようにします。
$ metaflac --list --block-type=VORBIS_COMMENT [flacファイル]

タグ情報の修正は、例えばアーティストの修正の場合、次のようにします。
$ metaflac --remove-tag="ARTIST" --set-tag="ARTIST=[アーティスト名]" [flacファイル]

metaflacではタグは修正されず、追記されてどんどん増えていくようなので、このように一回ごとに削除して書き込むのがいいようです。

カバーアートの書き出しは、例えばカレントディレクトリにcover.jpgとして書き出す場合には次のようにします。
$ metaflac --export-picture-to="cover.jpg" [flacファイル]

カバーアートの削除は次のようにします。
$ metaflac --remove --block-type=PICTURE [flacファイル]

カバーアートの追加は、例えばカレントディレクトリのcover.jpgを追加する場合、次のようにします。
$ metaflac --import-picture-from="cover.jpg" [flacファイル]

詳しくはman metaflacを見てください。

metaflacは単独ではあまり操作性がいいとは言えず、複数のflacファイルを引数に取るよりも、シェルのforループと組み合わせて使うといいようです。

<環境>
・chromebookのLinux(ベータ版)環境
Chromebook 311 / C721-N14N / Acer
Chrome OS バージョン: 83.0.4103.119(Official Build) (64 ビット)
chromebookのLinux(ベータ版)環境 / Debian 9: 9.12 (Stretch)
metaflac バージョン: 1.3.2
・crouton環境
Chromebook 11 / C740-F34N / Acer
Chrome OS バージョン: 83.0.4103.112(Official Build) (64 ビット)
crouton環境 / Ubuntu 18.04.4 LTS
metaflac バージョン: 1.3.2



mp4info、mp4tagsを使ったaacファイル(拡張子: m4a)の表示、編集

linuxでシェルのコマンドラインからmp4info、mp4tagsを使って、拡張子m4aのaacファイルのタグ情報の表示、編集ができます。

インストール方法は次のとおりです。
$ sudo apt update
$ sudo apt install mp4v2-utils

タグ情報の表示は、mp4infoを使って次のようにします。
$ mp4info [aacファイル]

タグ情報の編集は、mp4tagsを用いて次のようにします。
複数のaacファイルを引数にとれます。
$ mp4tags -s ”[曲のタイトル]” [aacファイル]   # 曲のタイトルの変更
$ mp4tags -a ”[アーティスト名]” [aacファイル]   # アーティスト名の変更
$ mp4tags -A ”[アルバム名]” [aacファイル]   # アルバム名の変更
$ mp4tags -g ”JPop” [aacファイル]   # ジャンルをJPopにする

タグ情報の削除は、mp4tagsを用いて、例えばアルバムアーティストの削除の場合、次のようにします。
$ mp4tags -r R [aacファイル]

mp4tagsにはmanページがありませんので、これ以上の情報は、
$ mp4tags -help
または、
$ mp4tags -help 2>&1 | lv   # 必要に応じてlvはお使いのページャ(less等)に置き換えてください
を見てください。

カバーアートは、同時にインストールされているmp4artを使って操作できると思いますが、機会がなく試していません。

参考情報はありません。
mp4v2-utilsのドキュメントは不足気味です。

<環境>
・chromebookのLinux(ベータ版)環境
Chromebook 311 / C721-N14N / Acer
Chrome OS バージョン: 83.0.4103.119(Official Build) (64 ビット)
chromebookのLinux(ベータ版)環境 / Debian 9: 9.12 (Stretch)
mp4v2-utils バージョン: 2.0.0~dfsg0-5+b1
・crouton環境
Chromebook 11 / C740-F34N / Acer
Chrome OS バージョン: 83.0.4103.112(Official Build) (64 ビット)
crouton環境 / Ubuntu 18.04.4 LTS
mp4v2-utils バージョン: 2.0.0~dfsg0-6


easytagによるmp3、flac、aacファイルのタグ情報の編集

easytagを使って、mp3、flac、aacファイルのタグ情報を編集できます。
easytagはGUIですが、chromebookのLinux(ベータ版)環境でも、crouton環境でのGUI(僕の場合、ctrl+alt+t→shellと入力しエンターキー押下→sudo startxfce4と入力しエンターキー押下)でも使えます。
僕の場合、chromebookのLinux(ベータ版)環境では日本語入力ができませんが、コピーアンドペーストでほとんど対応できます(曲名を修正する場合がほとんどで、ほとんどのケースでファイル名からコピペできる)。

まずインストールは次のように行います。
$ sudo apt update
$ sudo apt install easytag

メニューから、または以下のようにして起動します。
$ easytag

最初にmp3ファイルのためにid3タグの初期設定を行います。
メニューからEdit→Preferencesを選択し、ID3 TAGSタブを選択してこの設定を表示します。
僕の場合、中国Fiio Erectonics社製のM5というDAPを使うこともあり、タグ内容が日本語のときにバージョンid3v2.3とエンコーディングUTF16の組み合わせが最も問題が少ないため、書き込みのバージョンにid3v2.3を選択し、encodingにUnicodeを選択します。


単一ファイルのタグの編集を行いたい場合は、左のカラムからディレクトリを選択し、左から二番目のカラムからファイルを選択してから、右のカラムの共通タブで曲のタイトル、演奏者、アルバムアーティスト、アルバム、製作年、ディスク番号(CD)、トラック番号、ジャンルなどのタグ内容を編集して、保存アイコン(次の画像の赤丸部分)をクリックします。


またタグの編集は複数ファイルを一括で行うこともでき、この場合は左から二番目のカラムで複数ファイルを選択し(ctrl+左クリック、shift+左クリックが使える)、右のカラムの共通タブでタグ内容を編集した後でそのフィールドの右のアイコン(例えばアルバムを編集した場合、次の画像の赤丸部分)をクリックして複数ファイルに編集結果を適用し、保存アイコンをクリックします。


カバーアートを編集したい場合は右のカラムのimagesタブで、「+」のアイコンで追加、「-」のアイコンで削除、一番右の「絵+下矢印」で選択した複数ファイルへのカバーアートの適用を行うことができます。


ディレクトリを移動する際、ファイル保存が必要な場合にはダイアログが表示され(タグ内容を修正していない場合でもあり得る)、保存する場合にはSaveを、保存しない場合にはDiscardを、ディレクトリの移動を中止して編集を続ける場合にはCancelをクリックします。
またこのようにファイル保存が必要な場合には、左から二番目のカラムのファイルが太字で示されます。




以上、easytagを説明しましたが、実際にはシェルのコマンドラインからこれらファイルのタグ情報を修正することが多いです。
easytagを使うケースはだいたい次のとおりです。

僕の場合、アルバム名に年月を接頭辞として追加することがあり、この場合にはeasytagが便利です。
シェルのコマンドラインで操作する場合には元のアルバム名を再度キータイプする必要がありますが、easytagの場合には再入力することなく元のアルバム名が使えるからです。

またある特定のシチュエーションでmp3ファイルの特定のタグフレームだけのエンコーディングをUTF16に変更する場合に、easytagを使わないとできない場合があります。
シェルのコマンドラインのeyeD3ではそのmp3ファイルの全てのタグフレームのエンコーディングを一括で変更するという操作しかできませんし(TYERフレームを除く)、mid3v2ではタグフレームのエンコーディングの表示はできますけど修正・変更はできません(mutagenを使ってスクリプトを書けばできると思います)。

そして、ファイル保存が必要な場合にダイアログを出してくれる機能も便利です。
タグフレームのエンコーディングに問題がある場合、多くの場合にこの機能で修正できます。

<環境>
・chromebookのLinux(ベータ版)環境
Chromebook 311 / C721-N14N / Acer
Chrome OS バージョン: 83.0.4103.119(Official Build) (64 ビット)
chromebookのLinux(ベータ版)環境 / Debian 9: 9.12 (Stretch)
・crouton環境
Chromebook 11 / C740-F34N / Acer
Chrome OS バージョン: 83.0.4103.112(Official Build) (64 ビット)
crouton環境 / Ubuntu 18.04.4 LTS

MP3 ファイルのタグについての解説 (id3v1, id3v2, MPEG フレームヘッダ, XING ヘッダ) (このサイト様の「ID3v2 フレームでの文字列表現」を参考にしました)